JR九州は、クルーズトレイン「ななつ星 in 九州」3泊4日コースの運行ルートを8月2日出発分から一部変更すると発表した。8月30日出発分からはさらにルートに変更を加えるという。
「ななつ星 in 九州」は5月7日出発分から、熊本地震で被災した豊肥本線を通らない代替ルートで運行。7~9月の運行分についても、3泊4日コースの7月19・26日出発分と1泊2日コースは引き続き代替ルートでの運行となる。
8月2日出発分から、3泊4日コースの4日目の立寄り先が柳川(福岡県)から、「ななつ星」では初となる天草(熊本県)へ変更となる。現行では肥薩おれんじ鉄道経由で八代駅から大牟田駅・羽犬塚駅と進み、柳川観光と昼食を済ませて終着の博多駅に向かうが、変更後は八代駅下車後、有佐駅に移動。バスとシークルーズ船での天草観光と昼食を楽しみ、帰路はバスと「A列車で行こう」で宇土駅へ。宇土駅から博多へ移動して解散となる。
さらに8月30日出発分から、3日目の運行ルートも一部変更。現行では15時1分に鹿児島中央駅に到着し、鹿児島観光と夕食を経て同駅で車中泊となるが、変更後は鹿児島中央駅から薩摩高城駅を経て水俣駅まで3日目のうちに進み、車中泊。4日目は水俣駅から八代~有佐と進み、それ以降は8月2日以降のルートと同じ行程となる。10月以降出発分の運行ルートについては、決まり次第発表となる。