インテリジェンスは6月28日、「正社員への志向」に関する調査の結果を発表した。同調査は、5月21日~5月23日、未婚かつアルバイト・パートに就業する(学生を除く)18~24歳と、35~44歳の男女計1,500名を対象に、インターネットで実施している。
「正社員になりたいと思うか」を聞いたところ、51%が「思う」、49%が「思わない」と回答した。年齢別に「思う」と回答した割合をみると、男性は「18~24歳」が58%、「25~34歳」が56%、「35~44歳」が53%。女性は「18~24歳」が56%、「25~34歳」が47%、「35~44歳」が38%となり、男女ともに年齢が上がるにつれて減少している。
「正社員になりたいと思う理由」を質問すると、「雇用が安定しているので将来が安心」「安定した収入や今より多い収入を得たい」(ともに46%)が最多に。以降、「仕事の幅を広げたり、より責任のある仕事をしたりしたい」(4%)、「正社員の肩書きがほしい」(3%)と続いた。
「正社員になりたいと思う理由」についての実際のコメントをみてみると、「将来が暗い。最終的に生活保護にすがるしかない」、「ボーナスがないので生活レベルが上がらない」、「ただでさえ少ない収入から割高な国民年金や国保を払うと何も残らない」などの声が寄せられた。