米Google傘下のYouTubeは23日(米国時間)、モバイルアプリ向けにライブストリーミングサービスを提供すると発表した。一部のクリエイターには同日より提供されており、一般ユーザー向けにも間もなく公開するとしている。
YouTubeは2011年よりライブストリーミングサービスを提供している。2016年に入り360度のライブストリーミングサービスも開始した。今回、モバイルアプリでもライブストリーミングの配信が楽しめるようになる。
YouTubeのモバイルアプリから、画面右下の赤いビデオボタンを押すとストリーミング配信される。クリエイターはサムネイルに使う写真を撮影または選択し、ほぼリアルタイムでブロードキャストできるという。投稿できる通常の動画と同様に、検索、レコメンデーション、プレイリスト、許可されていない利用の保護といった機能も備える。
モバイルアプリでのライブストリーミングサービスは、Facebookが「Facebook Live」、Twitterが「Periscope」ですでに提供しているが、YouTubeは、他のサービスよりも「高速で信頼性が高い」と説明している。