梅雨に入り暑さも感じられる頃、気になり始めるのが夏のボーナス。せっかく大きな収入の機会なので、その場限りの消費だけでなく将来につながるような賢い運用も行いたいですね。今回は、理想的なボーナスの使い方について解説していきます!
夏ボーナス、何に使う?
さて、支給されるボーナス。他の人は、どのような使い方をしているのか気になりますよね。カカクコムの「夏のボーナス調査(2016年5月)によると、今夏のボーナスの使い道は、1位が「貯金」(75.5%)。2位が「商品、サービスを購入する」(67.6%)、3位が「旅行・外出をする(国内)」(44.2%)。以降4位「ローン返済」(35.9%)、5位「子供の教育費」(31.0%)という結果でした。
貯金をする人の割合は、昨年夏の70.0%より5pt以上増えており、パーッと使ってしまうより堅実に現金を貯める傾向にあることがうかがえます。一方、金融商品の購入や補てん、旅行などにお金を使う割合は大きく減少し、特に大きなお金を使うことには慎重になっているようです。ちなみに、同調査によると、2016年夏ボーナスの推定支給額は60.9万円でした。
理想的な使い方とは
前述した調査結果のように、全額ではないにせよ「ボーナスはできるだけ使わず貯金しておく」という人の割合が年々増えてきているようです。最近では特に、老後資金への不安が若い人の間にも広まり、将来のために貯蓄しておこうといった考えを多く耳にするようになりました。いざという時の備えも必要ですが、日頃の御褒美として好きなものに消費することも大切。そして、ただお金を普通預金に寝かせておくだけではなく、運用もしていきたいものです。つまり、大切なのはバランスですね。
好きなものにお金を使いつつ、将来のための貯金や運用にも回していく。そうすれば、ボーナスを消費に使う楽しみもありますし、今後の人生のためにより良く使っていくこともできます。