駄菓子の「ブタメン」をご存じだろうか。60円前後で買えるミニサイズのカップ麺で、おなかをすかせた子どもたちに人気の駄菓子だ。筆者も小学生の頃はよく食べており、友達と野球をした帰りに食べた「ブタメン」のとんこつスープは今でも覚えている。

なぜ「ブタメン」の話がでたのかというと、この「ブタメン」が大きくなった「ブタメン BIG」(税込178円)が6月20日より、「セブン-イレブン」「イトーヨーカドー」などの セブン&アイ・ホールディングス系列店で発売されたからだ。懐かしすぎる……、これは食べるしかないだろう!

「ブタメン BIG」(税込178円)

同商品は「ブタメン」を販売するおやつカンパニーとエースコックが共同で開発した即席カップ麺。おやつカンパニー広報によると、子どもの頃に「ブタメン」を食べていた人たちの「もっとたくさん『ブタメン』を食べたい」「『ブタメン』が大きかったらいいのに」という願いをかなえる商品だという。内容量は、通常の「ブタメン」の約2.5倍の量だ。

このブタのロゴマークがなつかしい

早速ふたを開けて湯を入れる。「このふたの裏にたまに"当たり"と書いてあって、もう1つもらったなあ」「そうそう、駄菓子屋のおばあちゃんにフォークを使ったふたの閉め方を教えてもらったんだっけ」と当時の思い出がよみがえってきた。

「ブタメン」のふたの裏には、"当たり"と書かかれたものも存在する

フォークを使ってふたを閉じる方法は、「ブタメン」で学んだ

3分待って、麺をよくかき混ぜれば完成。麺はちぢれ麺で、実際の「ブタメン」と変わらない。さっぱりとしたとんこつスープも「ブタメン」そのものだ。しかし、小学生の頃は何も考えずに「ブタメン」を食べていたが、このスープにはとんこつのうま味やゴマの風味が溶け込んでいて、60円前後で楽しめる駄菓子にしてはかなり力の入った商品だったんだなと感じさせられた。

3分待って、麺をよくかき混ぜれば完成だ

麺は通常の「ブタメン」と変わらないちぢれ麺

スープには、とんこつのうま味やゴマの風味が溶け込んでいた

おやつカンパニーに聞いたところ、同商品は数量限定品で、なくなり次第終了する。また「ブタメン BIG」を販売するかは未定なので、「ブタメン」になじみのある人は見つけたら食べてみてほしい。