お笑いコンビ・バッドボーイズの佐田正樹(37)と清人(37)が、21日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『AKBINGO!』(毎週火曜24:59~24:29)で8年半務めた番組MCを卒業した。
2人は番組がスタートした2008年10月からMCに起用された。MCとして最後の出演となる21日の放送では「卒業SP」と題し、過去の名場面をクイズ形式で振り返りながら、2人は8年半の思い出をもとにした漫才を披露。メンバーの笑いを誘い、拍手喝采を浴びた。
番組の最後にコメントを求められ、清人は「今回、佐田の不祥事で……」とボケながら、「今まで8年半、ありがとうございました。本当に感謝です」と深々と頭を下げた。
一方の佐田は、「僕も本当に8年半、えーっと当時29歳でしたかね?」と気丈に振る舞っていたが、「えー……」と言葉に詰まってカメラに背を向ける。「29歳から……ははは」と笑ってごまかしながら感情を必死に抑え、天井を見上げる頬を涙が伝った。
「29歳からやらせていただきまして、えー……この番組で成長できたこともありましたし……」と言ったところでカメラに向き直し、「感謝の気持ちでいっぱいでございます。われわれは第一章の仕事は終えたかなと思っております。第2章を作るのは皆さんだと思っていますので、ぜひともこれから負けないように頑張ってください」とメンバーにエール。
清人も目元の涙をぬぐう中、佐田は「違う番組でも会えたらいいなと思っております」と期待を寄せながら、「僕はみんなが好きでした。スタッフのみなさんもみんなが好きでした」と絞り出すような声で番組愛を表現した。
最後の出演とは思えないほど笑いの絶えない回だったが、佐田のスピーチでメンバーも号泣。放送後、元メンバーの秋元才加(27)が「バッドボーイズさん、お疲れ様でした!! 佐田さん、清人さん。お二人のお陰で、私達も成長出来ました。感謝」、松井咲子(25)が「AKBINGO見てた。。バッドボーイズさんがakbを愛してくれていたようにメンバーもバッドさんがだいすきでした」とそれぞれのツイッターで気持ちをつづっている。