ローランドは、同社製ギターアンプ「Blues Cube」シリーズ用に、マイルス・デイビス、ジョージ・ハリスン、ボブ・ディランとの共演で知られるギタリスト、 ロベン・フォードのサウンドを堪能できる専用ユニット「Robben Ford Blues Cube Tone Capsule」を7月16日に発売する。価格はオープン。市場想定売価は30,000円(税別)。

「Robben Ford Blues Cube Tone Capsule」

「Robben Ford Blues Cube Tone Capsule」は、同社製ギターアンプ「Blues Cube」シリーズに取り付けて音色のバリエーションを楽しむことができる専用のユニット。「Tone Capsule」は、これまで、グラミー賞受賞ギタリストであるエリック・ジョンソンと共同開発を行った「Eric Johnson Blues Cube Tone Capsule」やブルース・ギタリストのカーク・フレッチャーが音色を監修した「Blues Cube Ultimate Blues Tone Capsule」が発売されている。

今回発売となった「Robben Ford Blues Cube Tone Capsule」は、グラミー賞に5度ノミネートされ、マイルス・デイビス、ジョージ・ハリスン、ボブ・ディランといったミュージシャンとの共演で知られるロベン・フォードと共同で開発したもの。真空管アンプを使用するギタリストは、音の暖かみや抜けの良さ、音量を上げた時に得られる音の艶や音圧感にこだわって好みの機器を選択するのだが、ローランドのギターアンプ「Blues Cube」シリーズは、真空管アンプ内部の複雑な動作特性を徹底的に分析した上でギターアンプの回路設計を行うという同社独自の「Tube Logic」により、真空管を使わずに真空管アンプのサウンドと弾き心地を実現している。

サウンドは、ロベン・フォードのトレードマークとなっている甘く粘りのあるソロ演奏向けの音色から、コード弾きに適したクリーンな音色まで演奏者の意図に応じて反応。ロベン・フォード曰く「私が理想とするギター本来のストレートな響き、それに限りなく近いものがここに詰まっている」という仕上がりになっている。

対応するアンプは「Blues Cube Artist」「Blues Cube Artist212」「Blues Cube Stage」「Blues Cube Tour」の4モデル。

「Robben Ford Blues Cube Tone Capsule」 デモンストレーションムービー

サイズは29(W)×29(D)×50(H)mmで、重量は15g。本体のほか、保護カバーなどが付属する。

記事初出時、発売日と市場想定売価は明らかになっておりませんでしたが、7月1日に正式なアナウンスがありましたので、加筆・修正致しました。