Razerは21日、ディスプレイに14型QHD+(3200×1800ドット)のIGZO液晶を搭載した薄型ゲーミングノートPC「Razer Blade」の新モデルを発表した。同社が運営する直販サイト「Razerzone.com」で販売し、価格は税別229,800円から。

Razer Blade

「Razer Blade」は、ゲーム向けながら薄さ17.9mmのアルミボディが特徴のノートPC。新モデルではCPUをSkylake世代のIntel Core i7-6700HQに刷新したほか、PCIe接続対応のM.2 SSDを標準搭載する。

アルミ削りだしの筐体は薄さ17.9mm

また、キーボードにLEDバックライトを搭載し、Razerのイルミネーション機能「Chroma」に対応する。ユーティリティソフトの「Synapse」から色やエフェクトなどが設定可能で、ゲーミングマウスやヘッドセットなどほかのChroma対応製品とシンクロして発光させることもできる。

なお、デスクトップPC用グラフィックスカードを搭載できる外付けGPUボックス「Razer Core」(別売り、後日日本国内でも発売予定)もサポート。Thunderbolt 3で接続することで、デスクトップPC向けGPUのパフォーマンスを活用できることに加えて、USB 3.0やイーサネットといったインタフェースを追加する。

Razer Coreは北米での需要が逼迫しているとのことで、日本国内での販売は「近日」とアナウンスされている

ベースモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i7-6700HQ(2.6GHz)、メモリがDDR4-2133 16GB、ストレージが256GB SSD(PCIe対応M.2)、グラフィックスがNVIDIA GeForce GTX 970M 6GB、ディスプレイが14型QHD+(3200×1800ドット)IGZO液晶、OSがWindows 10 64bit。価格は税別229,800円。なお、ストレージに512GB SSD(PCIe対応M.2)を搭載した上位モデルの価格は税別249,800円。

通信機能はIEEE802.11a/b/g/n/ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1。インタフェースは、Thunderbolt 3(USB 3.1 Type-C)×1、USB 3.0×3、HDMI 1.4b×1、Webカメラ(200万画素)、オーディオポートなど。セキュリティ機能としてTPM 2.0も搭載する。

本体サイズはW345×D235×H17.9mm。重量は1.93kg。