デルは21日、高い堅牢性と耐久性を備えたビジネス向けPC「Latitude Rugged」シリーズを発表した。11.6型コンバーチブルタイプと、14型ノートPC(2モデル)を用意。価格は165,980円から(税込)。
New Latitude 12 Rugged Extreme
「New Latitude 12 Rugged Extreme」は、11.6型コンバーチブルノートPC。価格は300,980円(税込)。液晶ディスプレイが回転する「turbine-flip」ヒンジを採用し、ノートPC形態のほか、タブレット形態で使える。軍事、防衛、災害支援、公共安全といった過酷な作業環境下での酷使に耐えるよう設計されており、第三者機関による軍用レベルの耐久性テストをクリアしている。
ベーシックモデルの主な仕様は、CPUがIntel Core i3-6100U(2.30GHz)、メモリがDDR4-2133 4GB(最大32GB)、ストレージが128GB SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 4400(CPU内蔵)。液晶ディスプレイはマルチタッチ対応の11.6型で、解像度は1,366×768ドット。OSはWindows 10 Home 64bit。
インタフェース類は、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1、IEEE802.11ac対応無線LAN、Bluetooth 4.1、USB 3.0×2、USB 2.0×1、HDMI×1、D-sub×1、シリアル×1、Expressカードリーダーなど。バッテリ駆動時間は約9.1時間。本体サイズはW311×D229×H39mm、重量は約2.72kg。
Latitude 14 Rugged
「New Latitude 14 Rugged」は、クラムシェルタイプの14型ノートPCだ。価格は165,980円(税込)。すべての開口部をIP52準拠の保護構造で密閉し、ほこりや液体などの侵入から本体を守る。「QuadCool熱管理システム」により、高温環境においても正常に動作し、RGBバックライトキーボードは完全密閉かつ防水加工が施されている。
ベーシックモデルの基本仕様は、上記の「New Latitude 12 Rugged Extreme」とほぼ共通。インタフェース類は、USB 3.0×3、USB 2.0×1、HDMI×1など。バッテリ駆動時間は約10時間。本体サイズはW347×D243×H44.4mm、重量は約2.86kg。
Latitude 14 Rugged Extreme
「Latitude 14 Rugged Extreme」は、今回発表されたモデルのなかでもっとも頑丈な14型クラムシェルノートPC。価格は278,980円(税込)。きょう体にはマグネシウム合金とウルトラポリマー素材を使用。米国の軍用規格(MIL-STD)に準拠し、圧縮ガスケットによる密閉構造とIP65の認定を受けたデュアル・ナイフ・エッジ設計により、砂ぼこりや液体などから本体を保護する。
液晶ディスプレイのタッチスクリーンは抵抗膜式なので、手袋をしたままでもタッチ可能だ。「QuadCool熱管理システム」により、高温下でも正常に動作する。ベーシックモデルの仕様は「New Latitude 14 Rugged」とほぼ共通。本体サイズはW356×D247×H52mm、重量は約3.54g。