保険クリニックはこのほど、「大人と子供の境界線」についてのアンケート調査結果を発表した。調査は5月10日~12日、男女500人(17歳~19歳250人、27歳~29歳250人)を対象にインターネットで行われた。
「ここからが大人と思うのはどんなことですか」と聞くと、1位は「20歳になったら」、2位は「就職したら、社会人になったら」、3位は17~19歳が「お酒を飲んだら」、27~29歳が「結婚したら」と続いた。「選挙で投票したら」を選択したのは17~19歳で14.8%、27~29歳で17.2%だった。
「選挙の他に18歳から許可したらいいと思うものは何ですか」と聞いたところ、両世代とも1位は「他にはない」(17~19歳47.2%、27~29歳69.2%)と特に27~29歳では圧倒的な意見だった。他にも許可してもいいと答えた人の中では、「飲酒」「契約」が多かった。
17~19歳の250人に大人になって最初にしたいことを聞いたところ、1位は「お酒を飲む」(21.6%)、2位は「親孝行」(11.2%)だった。少数意見では「選挙に行く」(5人)、「結婚」(3人)などがあがった。
27~29歳の250人に大人になるまでにしておけばよかったと思うことを聞いたところ、1位は「勉強、資格取得」(23.6%)、2位は「遊び」(9.2%)だった。少数意見では「いろいろな失敗」(4人)、「将来のことを考える」(2人)などがあった。
「あなたが将来不安に感じていることは何ですか」と聞くと、17歳~19歳では1位「就職」、2位「結婚」、3位「年金」、4位「日本経済」、5位「収入格差」、27歳~29歳では1位「年金」、2位「健康」、3位「日本経済」、4位「収入格差」、5位「親の介護」となった。