女性のための快適住まいづくり研究会はこのほど、「女性のマンション購入に関する実態調査」の結果を発表した。調査は5月9日~21日、実際にマンションを購入した女性503名を対象に、インターネットで行われた。
女性のマンション購入年齢、「39歳以下」が半数超
初めてマンションを購入した時の年齢について調べたところ、「35~39歳(31%)」が最も多く、半数以上が39歳以下でマンションを購入していることがわかった。
また、マンションを購入した時の雇用形態や年収についても調べた結果、雇用形態については「正社員(89.1%)」が9割を占めた一方で、「派遣社員・契約社員(8.2%)」や「アルバイト(1.2%)」といった非正規社員も1割程度いることが明らかに。また、年収については「500万円台(25.6%)」が最も多く、次いで「400万円台(25.2%)」「300万円台(13.9%)」と続いた。
価格は「2,000~3,999万円」が最多
次に、どのようなマンションをいくらで購入したのかを知るため、価格・専有面積・間取りについて答えてもらったところ、人気のタイプは、「30~49㎡の1LDK(1DK)で、2,000~3,999万円のマンション」という結果となった。
購入したマンションで「家賃収入」
調査によると、独身時代に購入したマンションに「今は自分で住んでいない」という人は20%。その中には「人に貸して家賃収入を得ている(11%)」という人も。自分名義のマンションを投資目的で活用している女性が増えているよう。
また、「今後、家賃収入を考えてマンションを何戸まで増やしたいですか?」という質問に対して、「2戸(20.7%)」「3戸(9.5%)」など、約3人に1人が将来に備えてマンションを複数持ちたいと考えていることが明らかとなった。