フォステクスは6月20日、アクティブスピーカー「PM0.4c」を発表した。発売は7月下旬で、希望小売価格は23,000円(1ペア・税別)。

PM0.4c

PM0.4cは、2015年6月に発売されたアクティブスピーカー「PM0.4d」の後継モデルだ。サイズがW130×D169×H220mmのコンパクトなリアバスレフ木製エンクロージャーに、100mm径ウーファーと19mm径ソフトドームツイーターを組み込んだシステム。デジタルアンプを内蔵し、出力は30W×2となっている。

PM0.4dからは、接続性と操作性が向上した。PM0.4dは左右のスピーカー両方にアンプを搭載していたが、PM0.4cでは右側のみに変更。入力端子を一箇所にまとめることで、ケーブルの取り回しを改善している。また、左右スピーカーの電源スイッチやボリュームコントロールの一括操作も可能となった。

新たにオート・スタンバイモードを搭載。入力が一定レベル以下の状態が約15分間続くと、自動でスタンバイモードに移行し、消費電力が約0.5Wまで下がる。オートスタンバイ・モードの有効と無効は、背面のスイッチで切り替えられる。

アンプを右スピーカーにのみ搭載することで接続性や操作性が向上

再生周波数帯域は60Hz~20kHzで、クロスオーバー周波数は1.6kHz。重量は右側が2.4kgで、左側が2.1kgだ。入力端子はRCAピンジャックで、ステレオRCAケーブル、フォン-RCAケーブル、スピーカーケーブルが付属する(いずれも長さは1.5m)。

カラーはブラックとホワイトの2色