ニモ続編『ファインディング・ドリー』が1億ドル超発進 - 北米週末興収

米BOX OFFICE MOJOは6月17日～6月19日の全米週末興業成績を発表した。

ピクサーの代表作『ファインディング・ニモ』の13年ぶりの続編となる『ファインディング・ドリー』が初登場1位。ナンヨウハギのドリーが忘れていた家族を探すため、親友であるニモとマーリン親子ら仲間とともに冒険の旅に出る物語。前作に引き続き、『ファインディング・ニモ』と『ウォーリー』でアカデミー賞を受賞したアンドリュー・スタントン監督が続投し、興収も週末だけで1億3,618万3,170ドルを稼ぎ、既に大ヒットの兆しを見せている。

2位の『Central Intelligence（原題）』も初登場。『なんちゃって家族』(2014年）のヒットで知られるローソン・マーシャル・サーバー監督が手掛けるアクション・コメディーだ。"ワイルド・スピード"で人気を博したドウェイン・ジョンソンとコメディアン出身の俳優・ケビン・ハートがコンビを組み、元同級生のCIAのスパイと会計士を演じている。

前週首位を飾った、ジェームズ・ワン監督のホラー映画『死霊館』の続編『死霊館 エンフィールド事件』は3位に転落。4位『グランド・イリュージョン　見破られたトリック』、5位『ウォークラフト』など以下も前週と同じ顔ぶれで、それぞれ順位を下げている。

北米週末興行成績TOP 10(6月17日～6月19日)

順位	先週順位	作品名	週末興行収入	累計興行収入	日本公開日	週経過
1	初	ファインディング・ドリー	1億3,618万3,170ドル	同左	7月16日	1
2	初	Central Intelligence（原題）	3,450万ドル	同左	未定	1
3	1	死霊館 エンフィールド事件	1,555万5,000ドル	7,173万86ドル	7月9日	2
4	3	グランド・イリュージョン　見破られたトリック	965万ドル	4,136万2,529ドル	9月1日	2
5	2	ウォークラフト	652万ドル	3,771万1,525ドル	7月1日	2
6	5	X-MEN：アポカリプス	521万ドル	1億4,605万7,836ドル	8月11日	4
7	4	ミュータント・ニンジャ・タートルズ：影＜シャドウズ＞	520万ドル	7,192万9,574ドル	8月26日	3
8	6	Me Before You（原題）	415万5,000ドル	4,635万5,854ドル	未定	3
9	8	アリス・イン・ワンダーランド/時間の旅	361万5,385ドル	6,931万8,309ドル	7月1日	4
10	9	シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ	229万6,207ドル	4億127万7,176ドル	公開中	7