HKT48の指原莉乃が18日、新潟・ハードオフエコスタジアム新潟で行われた「第8回AKB48選抜総選挙」の開票イベントで、総選挙史上最多票数となる24万3,011票を獲得。昨年に続いて1位に輝き、史上初の連覇を達成した。

HKT48の指原莉乃

檀上で指原は「みなさん、本当に本当に本当に、ありがとうございます」と深々と頭を下げ、「あっちゃんも優子ちゃんも達成できなかった連覇。私なんかがという気持ちはありますが、達成できたこと、心からうれしく思っています」と目に涙を浮かべてあいさつ。「この1位で3回目の1位になります。どうか私を1位として認めてください」と訴え、大きな拍手が送られと「私はスキャンダルで仕事が増えましたし、スキャンダル成金と思われてもおかしくないような仕事っぷりですが、今まで1位をとってきたメンバー同様、ファンの絆は厚いと思っています」と自虐を交えて語った。

さらに、「私のファンのみんなが無理に無理に無理を重ねて頑張ってくれた1位です。どうか、私に心からの"おめでとう"をお願いします」と呼びかけた指原。一斉に祝福の声が上がると、「いつかみんなみたいに『おめでとう』って言ってもらえる1位になりたいと思っていました。本当に幸せです。ありがとうございます」と幸せをかみしめた。

また、「HKTのメンバーのみんながたくさん上位になり、みんなのうれし涙に幸せをもらい、ランクインできなくてもメンバーの順位を素直に喜べるみんながいること、とても幸せです」とHTK48のメンバーにメッセージ。2月に祖父が他界したことも明かし、「トロフィーを持って大分に帰って、1位になったこと報告したいと思います」と語った。

スピーチ後、司会の徳光和夫から「連覇はすごいね?」と声をかけられると、「幸せですね。ただ、私はまゆゆや横山が引っ張って、作っていくAKBが大好きなので、その2人の後ろに立って、2人に引っ張ってもらって、迷惑をかけないよう頑張りたいと思います」とコメント。渡辺への言葉を求められると、「私はライバルはいないと、ずっと恥ずかしくて言ってきましたが、私にとって最高のライバルは麻友です」と打ち明けた。そして、「これからも国民的アイドルと呼ばれるグループにまたなれるよう、素敵なグループを作っていきましょう」と呼びかけると、渡辺も感激した表情でその言葉を受け止めた。

≪指原莉乃 スピーチ全文≫
みなさん、本当に、本当に、本当に、ありがとうございます。あっちゃんも優子ちゃんも達成できなかった連覇、私なんかがという気持ちはありますが、達成できたこと、心からうれしく思っています。ありがとうございます。

おこがましいんですが、1つだけお願いがあります。私もこの1位で3回目の1位になります。どうか、どうか私を、1位として認めてください。私は、スキャンダルで仕事が増えましたし、スキャンダル成金と思われてもおかしくないような仕事っぷりなんですが…そうなことあるでしょ(笑)。私は、あっちゃんや優子ちゃんや麻友とは違って企画物だと思われてもおかしくない、自分でもちゃんとそう思っています。間違えたことばかりだし、たたけばほこりしか出てきません。だけど、今まで1位をとってきたメンバー同様、ファンの絆は厚いと思っています。

なので、私の1位は当たり前じゃありません。私が1位、倒せない…そういうことではなく、私のファンのみんなが無理に無理に無理を重ねて頑張ってくれた1位です。どうか、私に心からの"おめでとう"をお願いします。(祝福の声を受け)いつかみんなみたいに『おめでとう』って言ってもらえる1位になりたいと思っていました。本当に幸せです。ありがとうございます。

そして、HKTのメンバーのみんな、たくさん上位になり、みんなのうれし涙に幸せをもらい、ランクインできなくてもメンバーの順位を素直に喜べるみんながいること、とても幸せです。いつも数えきれないほどの幸せを、本当にありがとう。みんながグループのセンターになり、1桁の順位になり、どんどん大きくなっていくことが私の心からの幸せです。みんながいるから頑張れます。

そして、個人的なことではあるんですが、2月に大好きな祖父が他界しました。忙しいことを理由に会いに行けなかった後ろめたかったから、大分に帰ったことはたくさんあったのに、まだ祖父に会いに行くことができていません。ですが、支えてくれるメンバー、こうしてお祝いしてくれるファンのみなさんがいる、そう思うこと、今こうやって1位として連覇をしてこの場に立っていること、祖父が喜んでいると思います。あらためて、トロフィーを持って大分に帰って、1位になったこと報告したいと思います。それも含めてみなさんのおかげです。本当にありがとうございます!

(C)AKS