トランセンドジャパンは17日、ネットワークHDD(NAS)の新製品として、2ベイ8TBモデル「StoreJet Cloud 210」、1ベイ4TBモデル「StoreJet Cloud 110」を発表した。7月に発売する。価格はオープン。
StoreJet Cloud 210
「StoreJet Cloud 210」は、HDD×2台を内蔵する2ベイNAS。容量は8TB(4TB×2台)で、RAID 1(ミラーリング)にて運用できる。CPUにデュアルコアのARM Cortex-A7(1.1GHz)を、メモリにDDR3 256GBを搭載。転送速度は最大110MB/sだ。インタフェースは、Gigabit Ethernet対応有線LAN×1基。本体サイズはW210.8×D129.4×H87.8mm、重量は2.1kg。
iOS用/Android用の専用アプリを使うと、どこにいてもiOSデバイスやAndroidデバイスからアクセスできる。また、本機と同じネットワークにモバイルデバイスをWi-Fi接続することで、自動的にバックアップを行う機能を持つ。本体の背面にはUSB 3.0ポートも用意。USBメモリや外付けHDDを接続し、ワンタッチでバックアップが行うことも可能だ。Macのバックアップ機能「Time Machine」にも対応する。
DLNAサーバ機能が利用可能で、無料提供される専用アプリをスマートフォンやタブレットにダウンロードすれば、保存してある動画や音楽などをモバイルデバイス上で再生できる。アカウントを作成して個別にデータを管理することも可能だ。
StoreJet Cloud 110
「StoreJet Cloud 110」は、HDD×1台を内蔵する1ベイ4TBモデル。RAID機能は持たないが、その他の機能面は「StoreJet Cloud 210」とほぼ共通。本体サイズはW204.8×D129.4×H45.8mm、重量は1.05kg。