日立アプライアンスは6月17日、キャニスター式サイクロン掃除機「パワーブーストサイクロン」シリーズの新しい最上位モデル「CV-SD900」を発表した。発売日は7月23日で、価格はオープン。市場推定価格は90,000円前後(税別)だ。本体色はルビーレッドとシャンパンゴールドの2色から選べる。
CV-SD900は、小型軽量化した「小型・軽量ハイパワーファンモーター」を搭載。吸気口から排気口まで空気の流れを最適化することで、本体をコンパクトで軽くしつつも、従来製品(2015年モデル)よりも吸い込み仕事率が10Wアップした。また、空気の流れをスムーズ化したことで、運転音は54dBと静かになったという。
ヘッド部には、ヘッド内部の気密性を高めて力強くゴミを吸引する「[ジェット吸引]スマートヘッド」を採用。ヘッド上部から空気を取り入れる「ジェット吸引」機構によって、床に向かって空気を吹き付けることで、フローリングの目地に入り込んだゴミを浮かせて吸引する。壁際の掃除時は、ヘッド前面から空気を取り込み、壁際のゴミを吸引する「きわぴた」構造にも対応する。
そのほか、「高集じんフィルター」や「高気密モーターケース」による、捕集率99.999%のきれいな排気や、手元レバーでパイプの長さを調節できる「サッとズームパイプ」など、従来の便利な機能も継続して搭載。
本体サイズはW240×D336×H290mm、重量は3.5kg。付属品にはワイドブラシ、曲がるロング吸口、パッとブラシ、サッとハンドルのほか、今回新たに電動ふとん吸口を付属した。 CV-SD900のほか、付属品やヘッド、一部機能などが異なる3モデル(パワーブーストサイクロン)が発表された。推定市場価格(税別)は、CV-SD700が80,000円前後、CV-SD300が60,000円前後、CV-SD200が50,000円前後だ。発売は7月23日。
さらに、下位モデルとなる「2段ブーストサイクロン」の新製品(2機種)を8月下旬に、紙パック式の「かるパック」シリーズから3機種を8月上旬に発売する。推定市場価格(税別)は、2段ブーストサイクロンのCV-SD100が40,000円前後、CV-SD90が30,000円前後、かるパックのCV-PD700が65,000円前後、CV-PD500とCV-PD30が55,000円前後だ。