日本マクドナルドは6月15日、「マクドナルド」のレギュラーメニューをアレンジできる「マックの裏メニュー」を展開した。そもそも"裏メニュー"ってどういうことなんだ? 全容を確かめるべく、早速試してきた。
この「マックの裏メニュー」とはレギュラーメニューのバーガーに、唐辛子をマリネにした「ハラペーニョ」、マイルドでコクのある「クリームチーズソース」、ジューシーな「スモークベーコン」の3種類が追加でトッピングできるというもの。各トッピング1つにつき税込40円で、最大3種類までトッピングすることができる。
これらのトッピングで285種類もの"裏メニュー"を作れるわけだが、同社が特にオススメするのは、「てりやきマックバーガー」に「ハラペーニョ」を追加した「裏てりやきマックバーガー」(税込350円)、「チキンフィレオ」に「クリームチーズソース」を追加した「裏チキンフィレオ」(税込380円)、「ダブルチーズバーガー」に「スモークベーコン」を追加した「裏ダブルチーズバーガー」(税込380円)の3種類。今回はこの3種類を実際に食べてみる。
気になる"裏メニュー"を実食してみた
まずは「裏てりやきマックバーガー」から。甘めの特製てりやきソースがポークパティによく絡んだこの商品に、「ハラペーニョ」の酸味と辛さが加わっている。ひと口食べてみると、「てりやきマックバーガー」の魅力である甘さが「ハラペーニョ」の辛さで引き立っていた。
続いては、「裏チキンフィレオ」を食べてみよう。チキンパティにオーロラソースが合わせられたバーガーに「クリームチーズソース」を加えると、よりマイルドなバーガーに変身! 濃厚なチーズのコクで、マイルドに加えリッチ度も増していた。
最後に「裏ダブルチーズバーガー」を実食。ビーフパティが2枚とチーズが2枚サンドされた「ダブルチーズバーガー」に、「スモークベーコン」をトッピングすることで、全体的にパンチのきいた味わいに。いぶされたベーコンの香りでゴージャス感が増し、力強さのあるガツンとしたバーガーとなっていた。
そもそもなぜ"裏メニュー"という名前に?
ここまで食べてきた"裏メニュー"なのだが、では一体なにが"裏"なのだろうか。裏メニューと聞くと、メニューに乗っていない隠し商品のように考えてしまうが、今回の"裏メニュー"はそれとは違う気がする……。
この疑問を日本マクドナルド広報担当にぶつけてみた。広報担当によると、「今回のメニューの特徴となるのは、お店にある定番のメニューにアレンジをすることにより、いつもと違うもので、自分だけの好きな味にできるという点です。今回トッピングしたことで、定番メニューの新たな一面を見つけることができ、それを裏面と捉えて"裏メニュー"と名づけさせていただきました」とのことだ。
これら裏メニューは、7月上旬までの販売を予定している。レギュラーバーガー15種類で、285通りもある組み合わせ。どの組み合わせがいいのか悩むところだが、各「マクドナルド」店舗では、オリジナルの組み合わせを紹介しているので参考にしてみてもいいだろう。