楽天は6月13日、社内恋愛に関する調査結果を発表した。
社内恋愛、3割が「誰にも公表していなかった」
現在の配偶者と職場で出会った人に、社内において恋愛関係にあることを隠していたか尋ねたところ、「特定の人だけに公表していた」が47.4%でトップ、次いで「誰にも公表していなかった」が30.4%となり、「全員に公表していた」は22.2%にとどまった。
社内恋愛を隠していた人にその理由を聞くと、「周囲の人に気を使われるのが嫌だから」が59.9%で最も多く、以下、「恥ずかしいから」が42.1%、「結婚すると決まっていたわけではないから」が22.4%と続いた。男女別にみると、トップ3の割合はいずれも女性の方が高かった。
社内恋愛を他の社員に気付かれてしまったことがあるかとの問いに対して、51.8%が「はい」と回答。気付かれた理由は、「街でデートしているところを見つかった」が56.4%で最多となった。
社内恋愛の末に結婚した人に、社内恋愛を人にすすめるか質問すると、50.4%が「おすすめしない」と答え、「おすすめする」は21%にとどまった。おすすめしない理由としては、「仕事とプライベートの境目がない。自分の情報が筒抜け」(30代/男性)、「結婚まで行けばいいけど途中で別れると気まずくなり、会社を辞めることになるから」(30代/女性)といった声が寄せられた。
調査期間は2016年3月25~27日、有効回答は楽天リサーチモニター(20歳~49歳)のうち、社内恋愛を経て結婚した500人。