アイデムは6月10日、「2017年3月卒業予定者の就職活動」に関する調査の結果を発表した。同調査は6月1日~3日、民間企業への就職を希望している2017卒の大学4年生・大学院2年生701名を対象に実施している。

6月1日時点で1社以上の内定を獲得した学生は47.9%となり、前年の31.1%から24.7pt増加した。

「内定獲得率の推移」(前年との比較)

男女別に内定獲得率をみると、男性が44.9%、女性が50.3%となり、女性が男性を上回る結果となった。さらに、文理別にみると、文系が48.0%、理系が47.6%となり、理系より文系の方が多かった。

「内定獲得率」(属性別)

「内定獲得社数」をみると、最多の「1社」は55.4%だった。次いで「2社」(28.0%)、「3社以上」(16.7%)と続いた。

「内定獲得社数の内訳」

「内定獲得者数」を男女別にみると、男性では「1社」が52.2%。複数内定獲得者が47.8%(「2社」24.3%+「3社以上」23.5%)となった。女性は「1社」が57.5%、複数内定獲得者が42.5%(「2社」30.5%+「3社以上」が12.0%)となり、複数内定獲得者の割合は男性が女性を上回った。

文理別にみると、文系では「1社」が54.5%、複数内定獲得者が45.5%(「2社」27.6%+「3社以上」17.9%)。理系は「1社」が57.8%、複数内定獲得者が42.2%(「2社」28.9%+「3社以上」13.3%)に。複数内定獲得者の割合は理系より文系の方が多くなった。

「内定獲得社数の内訳」(属性別)