日本損害保険協会はこのたび、6月9日時点の平成28年熊本地震に係る地震保険の支払件数と金額を発表した。
支払件数は16万8,589件
調査の結果、支払件数は16万8,589件、金額は2,724億537万7,000円となった。
事故受付件数(事故に関する調査依頼のほか、地震保険の補償内容・顧客の契約内容に関する相談・問い合わせなども含む)は、合計で21万7,625件だった。都道府県別では、熊本県が19万426件、福岡県が1万2,480件、大分県が1万1,118件、佐賀県が1,889件、長崎県が584件、宮崎県が345件、鹿児島県が278件。
調査完了件数(調査が完了して実際に保険金を支払った件数、保険金支払い対象とならなかった事案や相談・問い合わせなどの受付段階で解決した事案を含む)は、合計で18万6,400件。都道府県別では、熊本県が16万2,417件、福岡県が1万1,089件、大分県が9,870件、佐賀県が1.644件、長崎県が517件、宮崎県が248件、鹿児島県が207件だった。
地震保険料の支払件数は、熊本県が15万966件、大分県が7,974件、福岡県が7,670件、佐賀県が1,162件、長崎県が335件、宮崎県が153件、鹿児島県が109件となった。
支払保険金は、熊本県が2,593億8,405万3,000円、大分県が67億4,833万7,000円、福岡県が50億1,435万9,000円、長崎県1億7,743万5,000円、宮崎県が1億2,676万7,000円、鹿児島県が5,927万1,000円だった。