タレントのテリー伊藤(66)が12日、TBS系バラエティ番組『サンデー・ジャポン』(毎週日曜9:54~11:30)に生出演。政治資金の公私混同問題の渦中にある舛添要一都知事(67)を厳しく批判した。

タレントのテリー伊藤

番組では、疑惑に関する調査結果を公表した舛添知事の会見などを紹介。舛添知事は、中国・上海でシルクの中国服2着を政治資金で購入し、その理由を「書道の際に着ると筆がスムーズに滑る」と説明していた。

グラビアタレントの壇蜜は、会見でのやりとりについて「面白いことを言い合う大会みたい」とコメント。元衆院議員でタレントの東国原英夫は「中国服は袖が引っかかって書きづらいらしい。で、2回目の言い訳が、柔道をやっていたから筋肉がはっていて中国服は書きやすい…。これを第3者が是としたのがすごくない?」と信じられないという表情で語った。

あまりにもバカらしい舛添知事の言い訳にスタジオからは笑いが起こったが、テリーは「おもしろがっちゃダメ」とピシャリ。「中国服の件も、3月12日に買っている。東北の震災の翌日に政治家が買えますか!?」と批判した。

そして、「みんなが彼の問題に飽きてきちゃっている。ベッキーの問題とかと全然違って本当にとんでもないことだから、みんなもっと怒らないといけない」と主張。「とんでもない男ですよ」と怒りをあらわにし、女医でタレントの西川史子が「なんでここまできても辞めようとならないのか」と言うと、「アホなんですよ、コイツが」と返した。

さらに、「進退を政治家が決めるっていうのは大間違い。政治家が辞める辞めないかは国民が決めるべき」と持論を展開。「その国民がこんなにノーを出しているんだったら、彼は辞めるべき」との考えを示した。