「今月はお金を使い過ぎてしまった!」という翌月は、家計のやりくりに頭を悩ませてしまいますよね。旅行やお出かけでは、ついつい財布のヒモが緩むこともあるでしょう。特に、海外旅行などでクレジットカードをいつもより多く使った場合は、翌月や翌々月の家計を圧迫することにもなります。こうしたときは、早めに家計を元通りにすることが何より大切。今回は、お金を使い過ぎた翌月の家計の立て直しについて解説していきます。
まずは固定費や生活費の確保を
お金を使い過ぎた翌月は、何から取り組めばいいのでしょうか。まず、クレジットカードを使い過ぎた場合、支払いは先延ばしにしないことが大切です。リボ払いに変更、あるいは足りない生活費をカード払いにすると、問題を先送りにしてしまうだけ……。使い過ぎた分は、別途お金を用意して、まずは利用した分を早めに清算させましょう。次回からクレジットカードを使う場合は、翌月以降の収入をあてにするのではなく、今ある現金で払える範囲に抑えておくようにしましょう。支払いのつけを将来の自分に回すほど、後から苦しくなってしまいます。
次に、現金も使い過ぎてしまった……! という場合の対処法です。まず、毎月の決まった支出である公共料金や税金、その他の固定費分を先に確保しておきましょう。生活用品などで新たに買い足す必要のあるものをチェックし、その分の費用も別途分けておきます。必要な支出を差し引いたら、残りのお金で工夫してやりくりします。給料日までに、一週間あたり大体どのくらい使えるかの目安を立てておくと、後半も苦しくならないでしょう。