国内最大規模の玩具の展示会「東京おもちゃショー2016」が9日、東京ビッグサイトにて開幕した。鉄道関連の玩具なども出展され、タカラトミーブースでは「プラレールアドバンス」シリーズによる山手線巨大ジオラマが出現している。
「プラレールアドバンス」シリーズでは、「プラレール」のレールを複線に見立て、車両のデザインも実物に近づけることで、よりリアルな車両走行を再現している。車両同士のすれ違いや並走、追越しに加え、今年から立ち上げたアドバンスリンクシステムにより、同一路線上で複数の車両を走らせることも可能となった。
東京おもちゃショーのタカラトミーブースに出現した山手線巨大ジオラマは幅10m。アドバンスリンクシステムを採用した商品の第1弾「連続発車ステーション」で山手線全29駅を再現し、本物の山手線と同じ計57編成を用意して自動走行させるという。東京駅丸の内駅舎、バスタ新宿、東京タワーといった沿線の象徴的な建物も再現した。
「プラレールアドバンス」シリーズの新商品も多数展示されており、山手線の新型車両E235系をはじめ、山手線から中央・総武線へ転用されたイエローの帯のE231系500番台、山陽新幹線「500 TYPE EVA」、北海道新幹線H5系といった車両も見ることができた。なお、山手線巨大ジオラマに使用された「連続発車ステーション」は6月発売。「H5系新幹線・連続発車ステーションセット」も同じく6月に発売される予定だ。
「東京おもちゃショー2016」のタカラトミーブースは東京ビッグサイトの西館1階(西2ホール)に出展している。9・10日が商談見本市(バイヤーズデー)、11・12日が一般公開(パブリックデー)となり、一般公開は入場無料とされている。