「PENTAX K-70」、防塵防滴・ISO102400対応のデジタル一眼レフ

リコーイメージングは6月9日、スタンダードクラスのデジタル一眼レフカメラ「PENTAX K-70」を発表した。価格はオープンで、推定市場価格(税込)はボディ単体が7万円台後半、18-135WRレンズキットが11万円台前半。近日発売予定としている。

「PENTAX K-70」。レンズキットには「smc PENTAX-DA 18-135mmF3.5-5.6ED AL[IF] DC WR」が付属する

PENTAX K-70は、有効約2,424万画素のAPS-CサイズCMOSセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラ。画像処理エンジン「PRIME MII」に新開発のアクセラレーターを組み合わせたことで、高感度ノイズを低減し、最高ISO102400の設定を可能としている。

ペンタックスブランドのカメラとして初めてハイブリッドAF方式を採用。コントラストAFと像面位相差AFそれぞれの利点を併せ持ち、ライブビュー撮影時のAF高速化を図っている。

CMOSセンサーは光学ローパスフィルターレス仕様。さらに、CMOSセンサーを1画素ずつずらしながら4回撮影したうえで1枚の画像に合成処理する超解像技術「リアル・レゾリューション・システム」を搭載している。ボディ内手ブレ補正機構「SR」は、シャッター速度4.5段分の効果を発揮する。

防塵防滴、マイナス10℃までの耐寒性能を持っており、アウトドア撮影にも向く。ファインダーの視野率は100%。液晶モニターはバリアングル式となっている。Wi-Fi機能を内蔵しており、専用アプリ「Image Sync」を介してスマートフォンからリモート撮影などが行える。


本体カラーはブラックとシルキーシルバーの2種類


左からCMOSセンサー、画像処理エンジン「PRIME MII」、画像処理アクセラレーター


グリップは十分な深さを持っている	操作ボタンに傾斜を持たせ、手袋をしたままでも押しやすく


液晶モニターの明るさを変更しやすい	暗所撮影時に役立つ赤色表示モード	防塵防滴、マイナス10℃までの耐寒性能がペンタックスらしい

主な仕様は以下の通り。