JR東日本・東京メトロはこのほど、東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会と旅客鉄道輸送サービスにおけるオフィシャルパートナー契約を締結したと発表した。契約期間は6月7日から2020年12月31日まで。
契約期間中、両社ともに「オフィシャルパートナー」の呼称や、ロゴの両脇に東京オリンピック・パラリンピックのエンブレムを配したマークを使用できる。
今回の契約締結により、両社は2020年東京オリンピック・パラリンピックの気運盛り上げや大会の成功に努めるのはもちろんのこと、2020年までの期間中に開催されるリオデジャネイロオリンピック・パラリンピック(2016年)、平昌冬季オリンピック・パラリンピック(2018年)、ユースオリンピック(2018年ブエノスアイレス、2020年ローザンヌ)の各大会に出場する日本代表選手団の支援も行うこととなる。
JR東日本はこれまで、野球・女子柔道・陸上競技などの企業内チームを運営してきたほか、プロサッカーチーム「ジェフユナイテッド市原・千葉」の活動を通じた地域のスポーツ振興にも力を入れており、2015年からは日本障がい者スポーツ協会のオフィシャルパートナーとしてアスリート支援にも取り組むなど、スポーツ支援の分野で数々の実績を持つ。契約締結にあたり、「この取組みが2020年以降も地域社会に持続的な効果をもたらす『レガシー』となるよう努めてまいります」とのコメントを発表している。
東京メトロも今回の決定に際し、「地下鉄をわかりやすく快適にご利用いただき、日本はもとより海外からのお客様にも東京を存分に楽しんでいただけるよう努めていくことで、交通の面から東京2020大会の成功に貢献してまいります」とのコメントを出した。