最近の夫婦は、結婚相手の両親とLINEでつながるなど、家族間で現代的なコミュニケーションが増え始めていると聞きます。しかし、そんなイマドキの家庭の妻にとって、昔と変わらず脅威なのが、姑の小言。姑と同居している人はもちろん、そうでない人も、姑の一言にイラッとしたり、グサッときたり、悩ましい日々を過ごしている人もいるかもしれません。そこで今回は、姑とのバトル発展を避け、仲を深めるための、姑の小言をうまく切り返すコツをご紹介します!
姑のやり方に倣う
姑: 「あらぁ、あなた、ニンジンのヘタ、そんなに厚く切っちゃったの? 」
嫁: 「実は、野菜の切り方を今まで気にしたことがなくて……(冷や汗)。お義母さんのように上手になりたいです」
姑: 「あらぁ、そうなのね(ほっこり)」
嫁: 「ええ、ぜひ教えていただきたいです(ニヤリ)。この次はどうやって小さく切るんですか? 」
姑: 「こうするのよ(得意気)」
嫁: 「(シメシメ)」
例えば、家事のやり方に対して小言を言われた場合は、下手(したて)に出て姑を気持ち良くさせるこんな一言を。たいていの姑は、嫁よりも自分の方が家事のレベルが上だと思いたいもの。さらに、親世代は若い世代に何かを教えるのが好きな場合が多いので、きっと気分良くレクチャーしてもらえるはずです。まずは姑のやり方に倣いながら、素直な姿勢をアピールしていきましょう。
姑を褒める
姑: 「あなた、もう少し高い服を買って着たらいいのに。親戚の集まりもあるんだから」
嫁: 「私もそうしたいんですけども……(焦り)。高くてきれいな服は、お義母さんみたいなオシャレ上級者じゃないと、なかなか着こなせませんから」
姑: 「あらぁ! そうかしら、うふふ♪ 今度、あなたにも何か服を買ってあげるわ(上機嫌)」
嫁: 「(ホッ……)」
例えば、服装に関して小言を言われたら、姑を褒めて気持ち良くさせるこんな一言を。世代間の感覚の違いで、嫁の服装に関して良く思っていない姑もいるものです。「自分よりも姑のファッションセンスの方がいい」と伝えることで、カジュアルなファッションにも目をつぶってもらうのが得策です。何か意見がぶつかりそうな時は、ことあるごとに姑を褒めれば、姑はきっとあなたのことを気に入り、態度もきっと甘くなるはずです。
姑の趣味に合わせる
姑: 「最近のテレビに出てる若い人って、私はチャラチャラして嫌だわ。テレビのチャンネルを変えていいかしら? 」
嫁: 「は、はい、そうですね(冷や汗)。お、お義母さんは、歌手の△△が好きっておっしゃってましたよね」
姑: 「そうよ」
嫁: 「(ニヤリ)今日は18時から△△が出る歌番組がありますよ」
姑: 「あらぁ、いいわね! 」
嫁: 「(ガッツポーズ)インターネットで検索したら、こんな映像がありましたよ」
姑: 「□□の時のコンサートじゃない! あなた、よく知ってるわねぇ。うれしいわ(ほっこり)」
嫁: 「いえいえ、お義母さんのためになれてうれしいです(ヨッシャ)」
例えば、自分の趣味に関して小言を言われたとしても、ぐっとこらえて、姑の趣味を尊重するこんな一言で、事態を好転させることができるはずです。姑は嫁世代に人気のエンタメに疎いことも多く、その分、小言も出がちです。姑の好きな芸能人を事前にリサーチして、話を合わせる準備をしておくことが大事です。心を寄せていることが伝われば、きっと姑も心を開いてくれることでしょう。
姑に頼る
姑: 「まぁ、あなた、健一(嫁の夫)に毎朝ゴミ捨てさせてるの? 」
嫁: 「は、はい(ヤバ……)。でも、健一さん、とっても協力的で助かってるんです。小さい頃のお義母さんのおしつけが素晴らしかったんだと思いますわ」
姑: 「まぁ、そうかしら? 」
嫁: 「お義母さんは健一さんをどうやってお育てになったんですか? 翔太(息子)を育てる参考にしたいです」
姑: 「あら! そうね、私は大したことはしてないけれど、よく褒めるようにはしていたわ(ドヤ顔)」
嫁: 「わぁ、私も翔太をそんな風に育てるようにしますわ。これからも子育てのこといろいろと教えてくださいね(ウシシ……)」
例えば、夫にまつわる小言を言われても、姑に頼る姿勢に切り替えて、こんな一言を。姑は、「子どもを立派に育て上げた」ということは何よりも誇りに思っているものです。夫を立てる姿勢を見せつつ、子育ての先輩として姑を尊敬する姿勢も見せましょう。頼りにされていることを実感すれば、姑はいざという時にきっとあなたの味方になってくれるはずです。
今回は、姑の小言への切り返し方を4つご紹介しました。これらのテクを使えば、ふとした小言が炎上して、泥沼の嫁姑バトルに……なんて事態を避けながら、姑との絆を深めることにつながるはずです。結婚生活を満喫するためにも、姑とのコミュニケーションを上手に楽しんでみてはいかがでしょうか?
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