エレコムは7日、有線接続でのハイレゾ再生に対応しつつ、Bluetooth接続によるワイヤレス再生にも対応したモノラルオーディオスピーカー「pianissimo」(ピアニッシモ)を発表した。7月上旬から発売する。価格はオープン、推定市場価格は15,800円(税別)。

pianissimo(ピアニッシモ)

5W出力の50mmフルレンジ(コアキシャル)ドライバーユニットと、同じく5W出力のツイータードライバーユニット(40kHz)を搭載するモノラル型のオーディオスピーカー。コアキシャルドライバーには脱着式のスピーカーネットを装着している。ハイレゾ対応プレーヤーと付属のAUXケーブルで有線接続すれば、ハイレゾ音源の出力が可能だ。

バイアンプ方式を採用

それぞれのドライバーユニットは、独立したアンプで駆動するバイアンプ方式を採用し、低域から高域まで豊かな音場を再現。ツイータードライバーの振動板にはシルクドームを採用し、クセのない自然な音を出力する。また、ツイータードライバーを約20度、コアキシャルドライバーを約5度傾ける「Dual face system」により、音の指向性も最適化している。本体は滑らかな曲線を主体としたデザインとなっており、特徴的なハイヒールレッグを採用した。

ワイヤレス機能はBluetooth 4.1に対応。対応プロファイルはA2DPとAVRCP、コーデックはSBCとACCに対応。Bluetooth接続の場合、ハイレゾ再生はできない。最大登録台数は8台で、電源はリチウムポリマーバッテリーを内蔵。連続再生時間は約5時間、充電はUSB、充電時間は約2時間。本体サイズはW107×D96×H80mm、重量は約250g。