ひたちなか海浜鉄道代表取締役社長、吉田千秋氏が代表理事を務める「ローカル鉄道・地域づくり大学」は7月30・31日、「第4回 終着駅サミット&第3回ローカル鉄道サミット」ならびに「2016年度サマースクール」を茨城県ひたちなか市で開催する。

ひたちなか海浜鉄道の車両

「第4回 終着駅サミット&第3回ローカル鉄道サミット」は、過去3回にわたって北陸で開催された「終着駅サミット」と、ひたちなか市で開催されてきた「ローカル鉄道サミット」を共同開催するイベント。鉄道ファンとしても著名な音楽プロデューサーの向谷実氏や、若桜鉄道代表取締役社長の山田和昭氏、岡山電気軌道・和歌山電鐵代表取締役専務の礒野省吾氏らがゲストとして登壇。終着駅が持つ魅力と役割を再認識するとともに、終着駅を生かしたまちづくりについて考え、ローカル鉄道と地域づくりの未来について熱い議論を交わす。司会は"女子鉄アナウンサー"として知られる久野知美さんが担当する。

「ローカル鉄道・地域づくり大学サマースクール」は今年で5回目。座学・ワークショップ・フィールドワークを通して、ローカル鉄道と地域とのより良いかかわり方について知見を高める目的で開催されている。

今回は、初めてサマースクールに参加する人や、レールファン向けの「ベーシック」、鉄道経営や地域づくりを学びたい人とリピート参加者のための「アドバンス」の2コースを開講する。両コース共通の内容として、ひたちなか海浜鉄道湊線の延伸予定ルートを地元応援団メンバーとともにバスで視察するフィールドワークも行われる予定だ。

定員は「ベーシック」「アドバンス」それぞれ30名ずつ。参加費用はどちらも2万9,000円。宿泊費と懇親会費用、食費が含まれる。申込みは「ローカル鉄道・地域づくり大学」ウェブサイトから行える。