インテリジェンスは6月6日、「DODA転職人気企業ランキング2016」を発表した。
社員の「働き方」への支持を集めた企業がランクアップ
ランキング1位は「グーグル」で首位は2年ぶり。「ワーク・ライフ・バランスの実現ができそう」といった声が増えており、調査では「同社の『働き方』やそれを可能にする環境に魅力を感じたことが、2年ぶりの1位につながりました」と説明している。
以下、2位「トヨタ自動車」、3位「ソニー」、4位「全日本空輸(ANA)」、5位「Apple Japan」、6位「楽天」、7位「本田技研工業(Honda)」、8位「資生堂」、9位「パナソニック」、10位「電通」と続いた。託児所などの施設を完備した新本社へ移転した楽天が6位(前回11位)、「ワーク・ライフ・バランスの実現ができそう」との声が多い資生堂も8位(同9位)に順位を上げた。
このほか、2017年度から1日の所定労働時間を20分短縮する「味の素」は26位(同42位)、朝型勤務へのシフトを導入する「伊藤忠商事」は28位(同36位)、経営陣が「働き方改革」を推進する「カルビー」は42位(同78位)など、社員の「働き方」について発信している企業がランクアップした。
インテリジェンスは「女性の活躍を推進しようとする機運も後押しし、ソフト、ハードの両面で社員がより働きやすい環境整備に取り組む企業への人気が高まっています」と分析している。
調査期間は2016年3月19~24日、対象は22~39歳のビジネスパーソン5,163人。