お笑いコンビ・ピースの又吉直樹が、6日(21:00~22:54)に放送される日本テレビ系バラエティ特番『超頭脳トレード』で、女優・吉岡里帆を起用した地方PR動画を制作する。

地方PR動画を制作するピースの又吉直樹=日本テレビ提供

この番組は、各界の第一線で活躍する人たちの天才的な才能(=超頭脳)を、専門外で発揮したらどのような化学反応が生まれるのかを検証していくというもの。今回又吉は、芥川賞作家としての文才を使って、地方自治体のPR動画に初挑戦する。

舞台は、関東にある高原の観光地。バブル崩壊で観光客が大幅に減少し、手探りで制作したPR動画の再生回数は、5カ月でわずか94回という有様だった。そこで又吉は、構成を全面的に見直し、人気上昇中の吉岡を起用した5分38秒の動画を制作。又吉は「自分で思ってたよりも『大きな作品』になってましたね。一応、"よしもとの暴れ太鼓"としての役割は果たせたはずです」と、淡々とした口調ながらも手応えを語っている。

出演する吉岡里帆

撮影を終えた吉岡は、完成作品のキャッチコピーを、"又吉さんが贈る、超ピュア・超田舎物語"と付け、「面白いです」と断言。「又吉さんの愛のあるすばらしい脚本と、全力で良いものを作ろうとするスタッフ、みんなで作ったこの動画が、なんとかたくさんの人に見ていただけるように、思いが通じたらいいなと思っています」と期待を示した。

この番組では他にも、脳科学者の中野信子による思わず買いたくなるスーパーのチラシ製作や、3Dプリンターを駆使した菜々緒の等身大マネキンに売れ残った服を着せて販売。さらに、放送作家・鈴木おさむが制作した自動車教習所ビデオによる試験の点数や、堀江貴文&渡部建が改造を手がける人気のない寿司屋の客数への影響も検証する。