アイドルグループ・V6の井ノ原快彦(40)が、5日に放送されたフジテレビ系トーク番組『ボクらの時代』(毎週日曜7:00~7:30)に出演。下積み時代に感じた焦りを打ち明けた。
今回、旧知の仲である井ノ原、森山直太朗、秦基博が、青春時代の話やそれぞれの活動などについてトーク。12歳でジャニーズ事務所に入り、19歳でV6のメンバーとしてデビューした井ノ原は、デビューまでの下積み時代について「オーディションに勝ち残っていけば名前と顔をわかってもらえると思って、オーディションを受けた。あと、先輩の代役としてカメリハだけやって、帰って家で本番見るとか」と話した。
そんな下積み時代も「得体の知れない自信というか、『忙しくなっちゃうからな、もうちょっとしたら』ってずっと思っていた」とポジティブだったという井ノ原だが、後輩のKinKi Kidsが出てきてデビュー前から人気となり、半分先輩で半分後輩というTOKIOがデビューした頃は焦りが芽生えたという。
そして、「社長に『KinKi Kidsのバックの仕事なんだけど』って言われると、『後輩なんだけどな』というのが少しあった」と複雑な思いを打ち明け、「でも、長野(博)君が『やりますやります!』って言ってたから、俺も『やるやる!』みたいな感じでやって。そういうのを細かく社長も見てくれていた」と振り返った。
さらに、「後輩のバックでもスペシャルゲスト的な立ち位置で設定する」と自分なりのモチベーションの上げ方も告白。「1回、KinKi KidsのバックでSMAPが踊った時があって、えらい盛り上がった。両方のファンがうれしいわけじゃん。『後輩のこと思ってバックについてるんだ』っていうのと『先輩バックにつけて踊ってる』っていうのですごい盛り上がって、俺も『かっけー!』って思った」と話し、「その気持ちでやっていたの。俺、スペシャルゲスト」と笑った。
それを聞いた森山は「それは勝者のマインドだね。自分なりにそういう設定ができる人っていうのは」とコメント。ツイッター上でも、「イノッチの勝者のマインドすげー」「いのっちの『勝者のマインド』にグッときた朝」「勝者のマインド。いい言葉だ」などと感動の声が上がっている。