京王電鉄は井の頭線下北沢駅付近の高架下に飲食店やイベント空間などを設ける「(仮称)京王下北沢高架下プロジェクト」に着手すると発表した。井の頭線高架橋化工事の一部完了にともない利用可能となった、下北沢駅徒歩3分の高架下スペースを有効活用する計画となる。

「(仮称)京王下北沢高架下プロジェクト」完成予想図

「(仮称)下北沢ケージ」内部イメージ

「(仮称)京王下北沢高架下プロジェクト」では、994平方メートル(300坪)の用地に、アジアの屋台をイメージしたカジュアルな飲食店舗「(仮称)ロンヴァクアン」と、屋外の約200平方メートルのスペースをスチールのフレームとフェンスで囲んだイベントスペース「(仮称)下北沢ケージ」を建設する。

飲食店舗は屋内に約35隻の客席と立ち飲みスペース、屋外のイベントスペースにも約40席の客席を用意し、アジア屋台料理を中心としたドリンクとフードを提供する。イベントスペースは、マルシェ、映像、パフォーマンス、企業のPR、スポーツなどさまざまな活動やイベントが展開されるスペースとして運営する。約3年間の期間限定プロジェクトとなる予定で、8月上旬から営業を開始する。