台湾Synologyは3日、動画コーデックのサポートに優れた4ベイNASサーバ「DiskStation DS416play」を発売した。店頭予想価格66,000円前後(税込)。
3.5インチまたは2.5インチHDDを4台まで内蔵できる4ベイNASサーバ。最大容量は8TB×4基の32TBで、HDD冷却用に92mmファン×2基を内蔵。ハードウェアコード変換エンジン(H.264/AVC、MPEG-2、VC-1)を搭載し、動画コーデックのサポートに優れる。シングルチャンネル4K Ultra HDや、トリプルチャンネルのフルHD動画のリアルタイム変換が可能。
CPUにはIntel Celeron N3060(1.6OGHz)を、メモリにはDDR3 1GBを搭載。AES-NIハードウェア暗号化エンジンで保存データを保護し、RAID構築にも対応する。構築できるRAIDモードはRAID 0 / 1 / 5 / 6 / 10 / JBOD / Synology Hybrid RAID / Basicなど。ネットワークインタフェースは、フェイルオーバーとリンクアグリゲーションに対応したギガビット対応有線LAN×2基。転送速度(RAID 5)は、リード最大225MB/s、ライト最大186MB/sに達する。
OSには「Disk Station Manager」を採用。iOSやAndroidデバイス用のモバイルアプリも用意されており、スマートフォンやタブレットを使っての管理やアクセスにも対応する。ルータのポート転送設定をせずに外部からのアクセスを可能にするクイックコネクト機能もサポート。
外部インタフェースとして、外付けHDDなどを接続できるUSB 3.0ポート×3基を装備。Pカメラの接続もサポートし、最大25台までのIPカメラを接続できる(無償ライセンス×2を含む)。最大ユーザーアカウント数は2,048、同時ファイル転送の最大数は256。本体サイズはW203×D233.2×H165mm、重量は2.04kg。