タイガー魔法瓶は6月1日、「IH炊飯ジャー<炊きたて> tacook(タクック)」の新モデルとして「JKT-J」シリーズを発表した。発売は6月21日。価格はオープンで、推定市場価格は5.5合炊きの「JKT-J100」が33,000円前後、10合炊きの「JKT-J180」が36,000円前後だ(いずれも税別)。
JKT-Jシリーズは、炊飯しながらおかずの調理も行えるtacookシリーズの新モデル。内なべとおかずの材料を入れたクッキングプレートをセットし、「白米」メニューを選択して炊飯キーを押すと、炊飯中の蒸気がクッキングプレート内の食材を加熱調理する。クッキングプレートの底面には穴があいておらず、調理の汁気が下に落ちない仕様になっている。
土鍋で炊くご飯に近づけるため、内釜には土鍋に含まれている素材を内側と外側にコーティング。「麦飯」専用のメニューも用意し、3割の麦を混ぜた麦ごはんも、ニオイを抑えて美味しく炊く。このほか「つや艶内ふた」を採用。炊飯時には水分を素早く蒸発させ、保温時には水分の膜を張ってごはんをしっとりと保温する
サイズと重量はJKT-J100がW26×D35.4×H21.1cm/4.1kg、JKT-J180がW28.8×D38.6×H24.9cm/5.2kg。炊飯容量はJKT-J100が0.18L~1L(1合~5.5合)、JKT-J180が0.36L~1.8L(2合~10合)。最大消費電力はJKT-J100が1,200W、JKT-J180が1,350W。カラーはブラウンステンレス。
また、内釜に「銅入3層黒遠赤釜」を採用した「JKT-B」シリーズも同時発表した。こちらも6月21日に発売し、価格はオープン。推定市場価格は5.5合炊き「JKT-B102」が23,000円前後、10合炊き「JKT-B182」が26,000円前後(いずれも税別)。