日本図書普及(以下図書普及)は6月1日、従来の図書カードを刷新し「図書カードNEXT」として、加盟書店で発行開始した。
カード残額と利用履歴が照会可能
「図書カードNEXT」は、磁気カードの図書カードと異なり、カードの残高をデータセンターで運用されているサーバで管理する方式を採用。カード裏面に印字されたQRコードを書店設置の専用端末で読み取り、リアルタイムで残高の減算を行う。図柄も全て刷新し、初年度4,000万枚の発行を計画している。
現時点での発行券種は、ピーターラビットシリーズ4種(500円、1,000円、3,000円、5,000円)、東山魁夷シリーズ4種(1,000円、3,000円、5,000円、1万円)、富士山シリーズ2種(1,000円、2,000円)。オリジナルカードも製作可能。有効期限は10年。図書券、図書カードは引き続き利用できる。