台湾ASUSは30日(現地時間)、COMPUTEX TAIPEI 2016に先駆けて開催したカンファレンスで、重量910gの薄型軽量12.5型モバイルPC「ZenBook 3」を発表した。カンファレンスの最初に発表されたプロダクト。本体厚11.9mmという薄さながらCore i7や1TB PCIe SSDの採用といった高スペックの仕様も公開され、会場は盛り上がった。
内部に約3mm厚の超薄型ファンを搭載し、プロセッサにタブレットや2-in-1向けのAtomやCore mではなく、Core i7/Core i5プロセッサを採用。一方で重量は910gと、12型ノートPC「新しいMacBook」の920gを下回った。主なインタフェースはThunderbolt 3搭載のUSB Type-Cのみ。本体はアルミ製で、カラーはQuartz Grey、Royal Blue、Rose Goldの3色を用意する。
ラインナップと価格は、Core i7で16GBメモリ、1TB PCIe SSDのモデルが1,999ドル(約222,000円)。同じくCore i7で16GBメモリ、512GB PCIe SSDのモデルが1,499ドル(約167,000円)。Core i5で4GBメモリ、256GB SSDのモデルが999ドル(約111,000円)。日本での販売や発売時期は現時点では未定だ。
それでは、展示されていた実機を写真で紹介していこう。
Rose Goldカラーのモデル。パネルはコーニングのGorilla Glass 4を採用。ベゼルは7.6mmと狭い。ちなみにバッテリ駆動時間は約9時間。充電時は、49分で全体の60%を充電可能という |