パナソニックは5月31日、CD語学学習機「SL-ES1」を発表した。発売は6月17日で、価格はオープン。推定市場価格は税別20,000円前後。
SL-ES1は、「リピーティング」と「シャドーイング」に対応したCD学習機。リピーティングは、手本となる例文を聞き終えてから同じ例文を発音する学習方法で、英語の構文や単語を覚えるのに向いている。シャドーイングは、CDの例文読み上げとほぼ同時に復唱する学習方法だ。どちらの学習方法もネイティブの発音を聞き、自ら発語するのでリスニングやスピーキング能力向上に適している。なお、教材のCDはユーザーが用意する。
本体にSDカードスロット(最大32GB対応)を装備。8GBのSDメモリカードが付属し、最大録音時間はMP3ファイルで約92時間となっている。SDカードにはCDのお手本と自分の発音を同時に録音可能。「音声切り替え機能」を使うと、「自分の発音のみ」「お手本と自分の声」「お手本の音声」の3パターンで再生できる。
10個の数字キーボタンを搭載し、CDのトラック番号を打ち込んで呼び出せる。たとえば、50番目のトラックを聴きたい場合は、「5」「0」「再生」ボタンを押せば3アクションで再生が始まる。一般的に、CDの語学教材はトラック数が多いので、それに配慮した仕様だ。
最大外形寸法がW260×D163×H39mm、本体寸法がW260×D163×H37mm、重量が約727g(バッテリー含む)。電源はACアダプターのほか、単3形アルカリ乾電池×4も使用できる。乾電池使用時の連続再生時間はCDで約9時間、SD再生で約28時間。モノラルマイクやヘッドホン端子(3.5mmステレオミニ)も搭載する。