KDDI、沖縄セルラーは31日、海外32の国・地域でデータ通信を利用できる「世界データ定額」を発表した。2016年8月より提供を開始し、利用料金は1日(24時間)あたり980円。

KDDIは、31日に開催した「au発表会 2016 Summer~CHANGE!~」において「世界データ定額」を発表した

世界データ定額は、ユーザーが日本で加入しているデータ定額プランの容量からデータ通信を利用できるサービス。専用アプリもしくはWebサイトで利用開始を選択してからサービス開始となり、24時間経過後に自動終了する。

なお、渡航前の事前準備として専用アプリ「世界データ定額」をダウンロードし、手持ちのスマートフォンのデータローミングをオンにしておかなければならない。また、「データチャージオプション」と対象料金プランへの加入も必要となっている。

対象料金プランは、4G LTE スマートフォン向けが「データ定額1/2/3/5/8/10/13」、「LTEフラット」、「シニアプラン」、4G LTE ケータイ向けが「データ定額2/3/5/8/10/13(VK)」、4G LTE タブレット向けが「タブレットプラン ds(3年契約/2年契約)」、「LTE フラット for Tab ds」、「LTE フラット for Tab」、4G LTE 対応PC向けが「LTE フラット DATA(m)」、「LTE フラット DATA(m) ds」。アプリの対応機種はiOS 7.0以降搭載のiPhone、Android 4.1以降搭載の4G LTE スマートフォン。

対象の国・地域は、米国(本土・アラスカ)、ハワイ、カナダ、韓国、台湾、タイ、香港、シンガポール、マレーシア、オーストラリア、ニュージーランド、クリスマス島、ドイツ、フランス、イギリス、オランダ、イタリア、スペイン、ベルギー、オーストリア、チェコ、スロバキア、スイス、ルクセンブルク、サンマリノ、バチカン、リヒテンシュタイン、プエルトリコ、米領バージン諸島、カナリア諸島、スペイン領北アフリカ。