マツダは31日、「アクセラ」(海外名「Mazda3」)の累計生産台数が2016年4月末までに500万台に達したと発表した。マツダ車において500万台を達成するのは、「ファミリア」(バン、トラックを除く)に続いて2車種目。2003年6月の生産開始から12年10カ月での累計生産500万台達成は、マツダ車の最短記録となる。
「アクセラ」はマツダの年間販売台数の約3割を占める基幹モデルで、日本の防府工場(山口県防府市)をはじめ、長安マツダ汽車有限公司(中国)、オートアライアンス(タイ)、マツダデメヒコビークルオペレーション(メキシコ)で生産を行うとともに、マレーシアとベトナムで現地組立を行っている。
マツダは「アクセラ」の初代モデルから、その躍動感あふれるデザインや、応答性に優れた楽しい走りに磨きをかけてきた。現行モデルは2013年のフルモデルチェンジにより、SKYACTIV技術とデザインテーマ「魂動(こどう) - Soul of Motion」が全面的に採用された新世代商品となっている。
2013年にカナダ・カー・オブ・ザ・イヤーの「ベスト・ニュー・スモール・カー」、2014年に国際的なデザイン賞「レッド・ドット・デザイン」賞を受賞したほか、「2014年ワールド・カー・オブ・ザ・イヤー」「2014年ワールド・カー・デザイン・オブ・ザ・イヤー」のトップ3ファイナリストに選出されるなど、グローバルで高い評価を得ている。