レノボ・ジャパンは31日、12.5型の2in1 PC「Lenovo YOGA 900S」を発表した。ヒンジが360度回転するコンバーティブル型として、世界最薄(同社調べ)の厚さ12.8mmを実現している。6月3日から発売し、価格はオープン、店頭予想価格は184,800円前後(税別)の見込み。

Lenovo YOGA 900S

本体の天面にカーボン素材を採用することで、重さを約999gまで軽量化。本体サイズは約W305×D208×H12.8mmだ。360度回転のヒンジ機構は、YOGAシリーズ独自のウオッチバンドヒンジを踏襲している。カラーバリエーションとして、シャンパンゴールドとプラチナシルバーの2色を用意。キートップのカラーも本体カラーと同色となる。

量販店モデルの主な仕様は、CPUが第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)のIntel Core m5、メモリが8GB、ストレージが256GB PCIe SSD、グラフィックスがIntel HD Graphics 515(CPU内蔵)。OSはWindows 10 Home 64bit版。12.5型の液晶ディスプレイは10点マルチタッチに対応し、ゴリラガラスで保護。液晶パネルはIPS方式、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)だ。

ウォッチバンドヒンジ

インタフェース類は、IEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.0、720p Webカメラ、USB 3.0、USB 2.0(給電機能付き)、USB 3.0 Type-C、マイク入力/ヘッドホン出力コンボジャックなど。USB 3.0 Type-Cポートは、映像出力にも対応している。センサー類として、デジタルコンパス、光センサー、加速度センサーを内蔵。バッテリ駆動時間は最大約14.1時間となる。

なお、スペックを強化したWebモデルもラインナップ。CPUがIntel Core m7、ストレージが512GB PCIe SSD、液晶ディスプレイの解像度が2,560×1,440ドット(QHD)となり、価格は20万円前後の見込み。