オーディオテクニカは5月30日、原音再生・高解像度・高レスポンスをコンセプトとした「Sound Reality series」(サウンドリアリティ シリーズ)のハイレゾ対応イヤホン3機種を発表した。発売は6月17日で、価格はオープン。推定市場価格(税別)は「ATH-CKR100」が40,000円前後、「ATH-CKR90」が20,000円前後、「ATH-CKR70」が10,000円前後。

ATH-CKR100

ATH-CKR100

ATH-CKR100は、2基の13mm径ドライバーを向かい合わせに配置したハイレゾイヤホンで、広帯域にわたり歪みのない音を再生する。ドライバーには、効率よく磁気を伝達する純鉄ヨークを使用。アルミニウムスタビライザーを搭載し、高レスポンスと忠実な音再現を可能にする。ハウジングには高剛性チタニウムを採り入れ、不要な共振を抑える。

ATH-CKR100の内部構造

ケーブルは着脱式で、コネクタはオーディオテクニカ独自のA2DCを採用。付属ケーブルは長さが1.2m、プラグが3.5mmステレオミニで、ノイズの少ない信号伝送を実現するL/Rch独立のスターカッド撚り線を使用している。4サイズのイヤーピース(XS/S/M/L)も同梱する。

主な仕様は、再生周波数帯域が5Hz~45kHz、インピーダンスが12Ω、出力音圧レベルが110dB、最大入力が200mW、重量が約14g。

ATH-CKR90

ATH-CKR90

ATH-CKR90は、13mmと10.4mmのダイナミックドライバーを向かい合わせに配置。不要な共振を抑えて高レスポンスを実現するアルミニウムハウジングを搭載している。ATH-CKR100と同様、アルミニウムスタビライザー、着脱式ケーブル(コネクタはA2DC)を採用している。

ATH-CKR90の内部構造

主な仕様は、再生周波数帯域が5Hz~42kHz、インピーダンスが12Ω、出力音圧レベルが109dB、最大入力が200mW、重量が約11g。長さ1.2mの3.5mmステレオミニケーブルと4サイズのイヤーピース(XS/S/M/L)が付属する。

ATH-CKR70

ATH-CKR70

ATH-CKR70は、ミクロンオーダー(1/1000mm単位の精度を持つ緻密な設計)の新開発11.8mm径ドライバーを使用したイヤホン。ハウジングはATH-CKR90と同じくアルミ製となっている。

ATH-CKR70の内部構造

主な仕様は、再生周波数帯域が5Hz~40kHz、インピーダンスが19Ω、出力音圧レベルが108dB、最大入力が200mW、ケーブル長が1.2m、重量が約8g。4サイズのイヤーピース(XS/S/M/L)を同梱する。

カラーはグラファイトブラック、エメラルドブルー、シャンパンゴールド、ピンクゴールド、ブリリアントレッドの5色。