城下工業は、SOUND WARRIORブランドの真空管バッファ付きヘッドホンアンプ「SWD-HA10」と、ヘッドホン「SW-HP20」を発表した。発売は6月4日。希望小売価格は、SWD-HA10が50,000円で、SW-HP20が25,000円(いずれも税別)。

バランス出力を備えたハイブリッドヘッドホンアンプ

SWD-HA10

SWD-HA10の背面パネル

SWD-HA10は、2014年12月に発売したパワーアンプ「SWD-TA10」と同様に、真空管バッファとD級アンプの組み合わせを採用したヘッドホンアンプ。6.3mmステレオ標準ジャックのアンバランス出力に加え、XLR端子のバランス出力にも対応。推奨ヘッドホンインピーダンスは30Ω~300Ωとなっている。2段階(High/Low)のゲインコントロールも装備。最大出力は40Ω負荷時で100mW×2、300Ω負荷時で40mW×2。入力はLINE×1系統を装備し、スルー出力にも対応する。本体サイズはW146×D165×H40mm。縦置きするためのパネルシートが付属する。

バランス接続に対応したリスニング向き密閉型ヘッドホン

SW-HP20

SW-HP20は、40mm径ドライバーを採用した密閉型ヘッドホン。モニターヘッドホン「SW-HP10」をベースに、リスニング向けのサウンドチューニングを施している。再生周波数帯域は10Hz~35kHzで、インピーダンスは40Ω(1kHz)。出力音圧レベルは101dBで、最大入力は150mWだ。ケーブルは着脱式で、バランス(XLR)とアンバランス(6.3mmステレオ標準プラグ)のケーブルが付属する。ケーブル長はいずれも2.5m。重量は215g。