リスクモンスターは5月27日、第4回「世界に誇れる日本企業」調査結果を発表した。調査は4月23日~24日、全国の20~59歳の有職者男女と60~69歳の男女を対象にインターネットで行われ、1,000サンプルを得た。調査対象企業は年間売上2,500億円以上、従業員数5,000人以上の企業200社を抽出。

製造業がトップ20のうち15社

ランキング1位は「トヨタ自動車」(回答率52.8%)で、第1回からの同調査で4回連続1位となった。次いで「パナソニック」が2位(同29.8%)、「ソニー」が3位(同29.2%)となり、以下「本田技研工業(ホンダ)」(同27.5%)、「キヤノン」(同26.0%)、「日産自動車」(同24.7%)、「任天堂」(同21.5%)と続く。

第4回「世界に誇れる日本企業」アンケート/ランキングベスト100

業種としては、自動車製造業3社(トヨタ自動車、本田技研工業、日産自動車)、電気機器製造業5社(パナソニック、ソニー、キヤノン、日立製作所、富士通)、その他製造業7社(任天堂、日清食品、ブリヂストン、サントリー、ヤマハ、味の素、TOTO)と、製造業がトップ20のうち15社を占めた。製造業以外では、全日本空輸(ANA)、ヤマト運輸がランクインした。

前回(第3回)調査との比較では、上位6社の顔触れに変化はなかったが、7位以下では、大幅な順位変動が見られた。中でも、「全日本空輸(ANA)」(前回20位→今回8位)、「日本航空(JAL)」(前回33位→今回17位)、「日清食品」(前回22位→今回9位)、「セブン-イレブン」(前回27位→今回15位)の4社がそれぞれ大幅にランクアップした。

選択理由は「技術力」が最多

「世界に誇れる日本企業」に重視するイメージでは、「技術力」を挙げる回答が56.6%と最も多く、次いで「製品・商品の品質」(回答率46.9%)、「世界シェア」(同32.1%)、「安定性」(同31.8%)、「業績」(同25.0%)と上位5項目については、前回と同順位となった。

第4回「世界に誇れる日本企業」アンケート/重視するイメージ