JR東日本水戸支社は6月25日、福島県観光キャンペーン2016「福が満開、福のしま。」に合わせ、定期運用を終えた415系を1日限定で団体専用臨時列車として運転する。
JR東日本の415系は、国鉄時代末期に登場したステンレス車が最後まで残り、常磐線・水戸線で活躍した。後継車両への置換えにより、今年3月25日をもって定期運用を終了した。
6月25日に運転される団体専用臨時列車は、いわき駅11時50分頃発・竜田駅12時38分頃着、竜田駅13時8分頃発・いわき駅13時58分頃着の1往復運転。往路・復路ともに途中の末続駅で10分間停車し、景色を堪能することができる。415系8両編成で運行され、1・8号車はフリースペース、2~7号車は号車指定の座席となる。旅行商品「ありがとう415系の旅」として催行され、5月25日に発売されたが、即日完売したという。