ソニーは5月25日、ワイヤレススピーカー「SRS-ZR7」を発表した。発売は6月11日。価格はオープンで、推定市場価格は税別40,000円前後。カラーはホワイトとブラックの2色。

SRS-ZR7。右はグリルを外した状態

SRS-ZR7は、Wi-FiとBluetoothを内蔵したワイヤレススピーカーだ。2015年5月に発売された「SRS-X88」「SRS-X77」両機のポジションを一台で受け継ぐモデルで、従来に比べ小型化・高音質化を実現。新たにHDMI端子を装備し、テレビと接続して使用できるようになった。

62mm径の強磁力サブウーファー×2、45mm径のフルレンジスピーカー×2、大型のパッシブラジエーター×1を搭載。ハイレゾ再生が可能で、PCM 192kHz/24bit(WAV、AIFF、FLAC、ALAC)に対応している。DSDはリニアPCMに変換して再生する。

使用している部品

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Wi-Fi機能を内蔵し、スマホアプリ「SongPal」から操作可能。ホームネットワーク内にある複数のスピーカーから同じ音楽を再生する「Wireless Multi-room」を利用できる。さらに、2016年6月以降のファームウェアアップデートにより、SRS-ZR7や「h.ear go」などのワイヤレススピーカーをリアに設置してサラウンド環境を構築する「Wireless Surround」や、2台のワイヤレススピーカーを使った左右ステレオ再生を実現する「Wireless Stereo」に対応する。

Google Castも利用可能。Wi-Fi経由で音楽配信サービス「Google Play Music」などにアクセスし、音楽を再生できる(操作にはスマートフォンが必要)。Bluetoothのバージョンは4.2で、NFCに対応。コーデックはSBCとAACのほか、ソニー独自のLDACをサポートしている。

カラーはホワイトとブラックの2色

HDMI以外の端子は、3.5mmオーディオ入力×1、USB入力×2、有線LAN×1を装備。主な仕様は、再生周波数帯域が60Hz~40kHz、実用最大出力が92W(23W×2+23×2)、本体サイズがW300×H93×D86mm、重量が約1.8kg。

背面端子

手で持ったところ