アイ・オー・データ機器は25日、Adobe RGB比95%、Adobe RGBカバー率90%を達成する23.8型ワイド液晶ディスプレイ「LCD-HC241XDB」を発表した。6月上旬より発売する。価格はオープン。店頭予想価格は税別36,800円前後。
「LCD-HC241XDB」は、Adobe RGB比95%のADSパネルを採用し、色再現性の高い23.8型の液晶ディスプレイ。写真家やデザイナーなど色にこだわる人向けのブランド「PhotoCrysta」にカテゴリされたモデルで、Adobe RGBカバー率90%も達成。低解像度の画像も超解像技術によりシャープに表示する。
スタンドは自由にディスプレイの位置を調整できる「フリースタイルスタンド」を採用。スタンドのチルト角度は上22度 / 下5度、スイーベルは左右320度で、右回転のピボットと108mmの高さ調節も可能。無償提供される画面回転アプリ「クルッとな」を使うことで、手軽な画面回転が行える。フレーム幅は上下左右ともに同じサイズ。
このほか、バックライトのちらつきをなくした「フリッカーレス」設計、ブルーライトを5段階で低減する「ブルーリダクション」機能に加え、背面に最大3.0Aの出力に対応した充電用USBポートを装備し、USB給電が必要なスティック型PCなどが接続しやすくなっている。
主な仕様は、画面サイズが23.8型ワイドの非光沢(ノングレア)ADSパネル、解像度が1,920×1,080ドット、視野角が上下 / 左右ともに178度、輝度が250cd/平方メートル、コントラスト比が1,000:1、応答速度が14ms、オーバードライブオン時で5.1ms(ともにGTG)。1W+1Wのステレオスピーカーを搭載する。
映像入力インタフェースはHDMI×2、D-Sub×1、DisplayPort×1。VESAマウント100mmに対応し、本体サイズはW547×D226×H388~496mm、重量は5.5kg(スタンドあり)。