歌手のアデルが、9,000万ポンド(約144億円)相当のレコード契約を交わす方向だという。
アデルは世界中に向けてのリリースを担当することになるソニーからこの巨額を提示されていると言われており、同社の関係者は「この世代最高のスターミュージシャンを獲得しました。これは大きなことです」「アデルのXLレコーディングスとの契約が満期になりましたし、アメリカではすでに提携していましたからね」「9,000万ポンド相当の契約になりますし、ソニーが世界中で独占販売をする権利を得られることになります」と状況を説明している。
この巨額契約の背景にはアデルのマネージャーであるジョナサン・ディケンズの尽力があるようで、前述の関係者はザ・サン紙に「ジョナサンがここ2年間くらいに渡って話をまとめてきました。彼はアデルの市場での価値を十分に分かっていますので、9,000万ポンドというスタンスを崩さなかったんです」と続けた。
現在でも8,500万ポンド(約136億円)の推定資産を持つとされるアデルは最近も高い評価が続いており、19日に開かれた第61回アイヴァー・ノヴェロ賞でアルバム『25』でソングライター・オブ・ザ・イヤーに輝いていたほか、22日に行われたビルボード・ミュージック・アワードでもトップ・ビルボード200アルバム賞を含めた4部門に輝いていた。
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