オリンパスは5月24日、フィールドログカメラ「OLYMPUS STYLUS TG-Tracker」を発表した。6月下旬の発売を予定しており、価格はオープン。推定市場価格は税別45,000円前後。
OLYMPUS STYLUS TG-Trackerは、5種類のセンサーからなる「フィールドセンサーシステム」と超広角レンズ、タフ性能を備えたアクションカメラだ。フィールドセンサーは、GPS、気圧センサー、温度センサー、方位センサー、加速度センサーを搭載。映像と同時にセンサー類から取得・記録したログを記録することが可能だ。
さらにスマートフォン向けのアプリ「Olympus Image Track」に映像と同時に取得したログを表示して、位置、標高や水深、気温や水温といった情報を確認できる (スマートフォンとはWi-Fi接続が可能)。
レンズの対角線画角は204度、開放F値はF2.0。タフ性能については、防水30m (IPX8相当)、防塵 (IP6X相当)、耐衝撃2.1m、耐低温-10℃、対荷重100kgfをクリアしている。撮像素子に720万画素の裏面照射型CMOSセンサー、画像処理エンジンに「TruePic VII for 4K」を搭載し、4K/30pの動画撮影に対応。暗所撮影用のヘッドライトを本体に内蔵している。
ステディグリップ「SG-T01」が標準で付属しており、本体の電子式5軸手ブレ補正機能と相まって安定した手持ち撮影に貢献する。自分撮りに便利な小型ミラー付きのマウントカップリングや水中用プロテクター、レンズプロテクターなども同梱。
本体のサイズはW35×H56.5×D93.2mm、重さは180g。記録メディアにはmicroSD/SDHC/SDXCカードを用いる。本体カラーはグリーンとブラックの2種類を用意する。