日本HPは24日、アルミ削り出しボディを採用した12.5型モバイルノートPC「HP EliteBook Folio G1/CT」を発表した。直販サイト「HP Directplus」ではBTOに対応する。Intel Core M5モデルは6月上旬の発売で158,000円から、Intel Core M3モデルは7月上旬の発売で148,000円から、Intel Core M7モデルは7月上旬の発売で価格は未定。
HP EliteBook Folio G1/CTは、ビジネス向けのプレミアムモデルに位置付けられる12.5型のモバイルノートPCだ。液晶ディスプレイが180度開くピアノヒンジは、25,000回の開閉テストをパス。米軍調達規格「MIL-STD 810G」の12項目をクリアした堅牢性も備える。
外部インタフェースをUSB 3.1 Type-C×2基とヘッドホン/マイクコンボジャックだけに絞り込み、デスクトップ利用のためにUSB Type-C接続のドッキングステーション(オプション)を用意した。持ち運びやすい小型のHP USB-Cトラベルドックと、より拡張性に優れたドッキングステーションがある。HP USB-Cトラベルドックのインタフェースは、HDMI、D-Sub、Gigabit Ethernet、USB 2.0、USB 3.0だ。なお、本体のUSB Type-C×2基は、Thunderbolt 3とパワーオフUSB給電に対応している。
上位モデルの主な仕様は、CPUが第6世代Intel Coreプロセッサ(開発コードネーム:Skylake)のIntel Core M7-6Y75(1.2GHz)、メモリがLPDDR3 8GB、グラフィックスがIntel HD Graphics 515(CPU内蔵)で、光学ドライブは搭載しない。ストレージは、128GB M.2 SATA SSD、256GB M.2 SATA SSD(SED自己暗号化機能付き)、512GB M.2 SATA SSD、もしくは256GB M.2 PCIe Gen3 x4 NVMe SSDが選べる。OSはWindows 10 Home 64bit版かWindows 10 Pro 64bit版だ。
12.5型の液晶ディスプレイはタッチ対応で、解像度は4K(3,840×2,160ドット)。日本語キーボードはバックライトを搭載し、キーピッチは18.7mm、ストロークは1.3mmだ。通信機能として、2×2のIEEE802.11ac/a/b/g/n対応無線LAN、Bluetooth 4.2を備える。720p WebカメラはWindows Hello対応だ。バッテリ駆動時間は、Mobilemark 2014計測時で最大約7時間。本体サイズは約W292×D209×H12.4mm、重量は約1.07kg。
一方、スタンダードモデルは、CPUがIntel Core M3-6Y30(0.92GHz)かIntel Core M5-6Y54(1.1GHz)となる。12.5型の液晶ディスプレイは非光沢(ノングレア)で、解像度は1,920×1,080ドット(フルHD)だ。