バードはこのほど、「仮想通貨」をテーマとした調査の結果を発表した。調査は5月12日~16日、仮想通貨の購入や利用に興味がある20歳~69歳の男女を対象にインターネットで行われ、300名の有効回答を得た。
仮想通貨の時価総額、8割以上が「100万円未満」
調査ではまず、仮想通貨の購入・保有経験について尋ねたところ、「購入している、保有している(23.7%)」「以前、購入・保有していたが、現在は購入・保有していない(4.7%)」と、保有経験者の割合は3割弱だった。
仮想通貨を「購入している、保有している」と回答した人を対象に、現在保有している仮想通貨すべての時価総額を日本円に換算して答えてもらったところ、「1万円~5万円未満」および「10万円~50万円」が同率1位(23.9%)。次いで「1万円未満」および「5万円~10万円未満」が同率3位(14.1%)という結果に。9割近く(87.3%)が100万円未満であることがわかった。
人気の仮想通貨は「ビットコイン」が断トツ
続いて、知っている仮想通貨を答えてもらったところ、「ビットコイン(96.7%)」が断トツ1位に。また、最も購入したい仮想通貨についても、やはり「ビットコイン(82.3%)」が圧倒的な支持を集める結果となった。
"ネット通販"での利用が最多
次に、最も仮想通貨を利用する(したい)シーンについて尋ねたところ、最も多かったのは「インターネット通信販売(34.3%)」だった。次いで「エクスチェンジ(17.0%)」「受取・送金・海外送金(12.0%)」と続き、仮想通貨を決済手段以外の交換や送金で利用する(利用したい)人が多いことが明らかとなった。(「バード節税セミナー」調べ)